オブジェクトに対してできる操作

Second Lifeの世界はモノ=「オブジェクト」で溢れています!

中には「スクリプト」入りのオブジェクトもあり、「操作」を行うことで、様々なことが行える場合があります。

アバターを使ってオブジェクトに対してできる操作は主に次の5つです。(ほかにも制作系の操作がいくつかありますが、ここでは割愛します。)

  • 触る
  • 座る
  • 購入する
  • 支払う
  • 開く

これらの操作を行うために、周りのオブジェクトをひとつ右クリックしてみましょう。

次のようなメニューが表示されると思います。

メニューにある「触る」が「触る」操作、「ここに座る」が「座る」操作、「支払う…」が「支払う」操作、「購入…」が「購入する」操作、「開く」が「開く」操作にそれぞれ対応しています。オブジェクトによってはこれらの操作のいくつかができないものもあります。無効になっている操作はメニューがグレーになり、選択できません。

各操作のよくある使われ方を見てみましょう。

  • 触る:文字通りオブジェクトを手で触るイメージの操作です。この操作を行うと、ポップアップメニューが表示されたり、オブジェクトが話したりすることがあります。家具オブジェクトは「座る」操作を行った後、「触る」とたいていの場合メニューが表示され、ポーズを選ぶことができます。
  • 座る:文字通りアバターがオブジェクトに座ります。座った状態になると、画面下部中央に「立ち上がる」ボタンが表示され、そのボタンを押すことで、座った状態を解除できます。家具を使用するときに使われるほか、乗り物に乗るとき、ダンス台に立って踊るとき、「簡易テレポーター」を起動するときなどにもこの操作が使われることがあります。
  • 購入する:オブジェクトの中に入っているものをL$を払って入手するときに使われます。無料のDEMO商品を入手する際によく使つかわれます。
  • 支払う:オブジェクトを介してL$を誰かに支払う際に使われます。「ベンダー」と呼ばれる販売システムを介して売られている商品を買うときや、チップジャーにチップを入れるときに使用します。
  • 開く:オブジェクトの中に入っている全てのオブジェクトをインベントリにコピー・移動させたいときに使います。

メモ:
メニューの「触る」と「ここに座る」は、オブジェクトに入っているスクリプトによって別の文字に変わっている場合があります。そのような場合でも、メニューの位置でどの操作かを判別できます。

オブジェクトは、左クリックされた場合にどの操作を行うかを予め設定しておくことができます。左クリックがどの操作に対応付けられているかは、オブジェクトにカーソルをポイントすることで判別できます。

「触る」が設定されているオブジェクトにポイントしたとき
「座る」が設定されているオブジェクトにポイントしたとき
「購入する」が設定されているオブジェクトにポイントしたとき
「支払う」が設定されているオブジェクトにポイントしたとき(「購入する」とおなじアイコン)
「開く」が設定されているオブジェクトにポイントしたとき

簡易テレポーターとは?:
同一リージョン内を移動する仕組みをつくる際に、アバターをオブジェクトに座らせてそのオブジェクトを目的地まで移動させることでアバターを瞬時に移動させる、という手法が用いられることがあります。そのような「簡易テレポーター」オブジェクトは、マウスをポイントするだけでは「座る」操作が左クリックに対応づけられているように見えるので、慣れないうちは通常の椅子などと見分けづらいかもしれません。簡易テレポーターには、いかにも座るとテレポートしそうな転送装置の形をしているものがあったり、オブジェクトの表面に「Teleport」などと書かれているものがあります。また、右クリックメニューの「ここに座る」メニューの文字が「Teleport」となっているものもあります。

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